腰痛頭痛肩こり危険な病気の症状の見分け方(レッドフラッグ)
病院へ行くべき危険な病気の見分け方(レッドフラッグ)について
レッドフラッグとは普段の頭痛首肩コリ腰痛などに勘違いしやすい危険な病気の見分
け方、危険な状態を言います。一般的な危険な症状を載せています。もし心当たりがある場合は、今すぐ病院もしくは救急外来に行って下さい。
よく分からない場合はお気軽にご質問ください。
よくある症状における見分け方
頭痛、肩痛、腰痛が危険な症状の場合があります。命にかかわらないものか下記を参考にしてください。
●肩 痛
肩痛に関しては『筋骨格系の1次性疼痛』・『内臓の病気からくる関連痛』のどちらなのかを判断するのが大切です。
一般的にマッサージ整体治療を行っているのは『筋骨格系の1次性疼痛』です。
●内臓からの関連痛を疑うサイン
- 肩が痛くても動かせる(動きに関係なく常に痛い)
- 引っかかりがなく動かせる(筋骨格系の問題なら動きに引っ掛かりがアル)
- どのような体勢でも痛みがある(夜間痛など含む)
- 痛みがだんだんひどくなっている。
上記の内容に当てはまった時(特に上の2つ)は、必ず病院(内科専門医)で診察を受けて下さい。
●狭心症を疑うサイン
最近妙に以下の症状がある方は狭心症の症状の可能性があるので一度病院で診察をしてもらうようおすすめします。
- 胸の痛みや圧迫感
- 息苦しい
- 腕の痺れ
- 歯ぐきの痛み
- 左側の肩こり
以上が狭心症の症状となるので、最近妙に上記の症状を感じる方は一度病院へ診察してもらってください。
また胸の痛みや圧迫が数十秒から数分続く事が多く、 30分以上続く場合は心筋梗塞に悪化する事があるのでとても危険です。その場合は手術が必要となってきます。
狭心症の症状には安定性と不安定性の2種類に分かれており、安定性は運動時や決まった時間に症状が出るのが特徴です。
逆に不安定性はいつ症状が出るのか分からない事を言います。また激しい運動や重労働な仕事をやっている時に異常が出るケースと安静にしていても発作が出るパターンと2種類あるとされています。そのため日頃からいつ異常が出たか忘れないようにしましょう。
●心筋梗塞を疑うサイン
心筋梗塞の関連痛は以下の体の部分に放散痛として現れますので参考にしてください。
- 両肩に出る
- 心臓を中心に半径30cm付近に出る(背部も含む)(冷や汗も出れば確率はさらに上がります)
これらに該当すれば、必ず循環器内科で診察を受けて下さい。
●腰痛
腰痛に関しては50代以上の場合は癌の可能性、20代未満の場合は脊髄の疾患の可能性 が考えられます。
一般的にマッサージ・整体施術をしている症状は「筋骨格系の腰痛」です。
- 説明のつかない体重減少
- 1ヶ月以上、痛みが取れない
- 1ヶ月以上、施術しても痛みが変わらない
- 数ヶ月の内で痛みが徐々にひどくなる
- 痛みのせいで眠れない
腰の痛みがあったりなかったりは筋骨格系の悪くなった腰痛の可能性が大きいです。
●頭痛
頭痛は、筋緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛が代表的な頭痛と言われていますが、どれも命に関わるものではないと言われています。
一般でのマッサージ・整体治療は筋緊張型頭痛と片頭痛が対象となってます。
頭痛の大丈夫か大丈夫でないかの見分け方
・大丈夫な頭痛はいつもと同じ感じの頭痛
・重篤・病的な頭痛
いつもと違う頭痛
50代以上で初めて(片)頭痛になった
重篤・病的な頭痛の種類
頭痛が症状として現れる救急疾患を以下に示します。 以下の内容に該当する場合、直ちに救急搬送されるようにして下さい。
●くも膜下出血による頭痛
くも膜下出血が疑われる場合の頭痛の約40%は「ぼんやりとした」「じんわりとした」頭痛が多く、はげしい頭痛は実際には意外と少ないです。
- 頭痛が起きはじめたのがいつかはっきり分かっている
- 今まで経験したことのない頭痛
- 楽しんでいる時や、大切な場の最中に抜け出したくなる頭痛
- 夜間の頭痛
- 50歳以上で初めての頭痛
● 脳出血による頭痛
- 突然日中に頭痛が起きた
- 頭痛に伴ない吐き気や嘔吐がある
- 普段から高血圧である
●脳腫瘍による頭痛
- 日を追うごとにだんだんひどくなる頭痛
- 期間が長い頭痛
- 夜間にひどくなる頭痛
●髄膜炎による頭痛
- 頭痛と発熱が同時に起こる(風邪の症状に似ている)
- 解熱後に頭痛が残っている
- 解熱後にうつむいて首を左右にふると頭痛がひどくなる
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