痛み改善に特化した整体院~痛みの色々情報

腰痛、膝痛、肘痛、筋肉痛、神経痛、関節痛、スポーツ、加齢、女性特有の痛みなど様々な痛みが起こる症状を本当の原因からアプローチできる整体法。どこに行っても治らなかった痛み、何度も再発する痛みを改善予防する方法とおすすめ施術をご紹介

アトピー性皮膚炎の原因

ここでは一般的にいわれているアトピー性皮膚炎の主な原因とされているものを説明しています。これらを予防することでアトピーの悪化を防ぐことはできます。 しかし鍼灸や整体で治療すればアトピーが治るのはこれらが誘因であって根本的な原因でないことも知っておいてください。 そのことを下記のページで説明しています。 アトピー性皮膚炎の症状、整体や鍼灸での治し方や考え方など、もっと詳しい事を知りたい方はアトピー性皮膚炎は薬では治らない?!その理由はをご覧ください。


アトピー性皮膚炎の原因(誘因)

アトピー性皮膚炎は、人それぞれ色んな原因があります。その原因(誘因)を知る事で対処も可能となるので、ぜひ知っておいてください。

アトピーの原因1 遺伝

遺伝は誘因の1つですが決定的なものではありません。アレルギー体質が片親にあると約30%、両親だと70%の子供にアレルギーの症状が起こるという報告があります。しかし両親にアレルギーがない子供にも20%、両親共にアレルギーがある場合でも30%はアレルギー症状がでていません。
なのでアトピー性皮膚炎と診断されても、ステロイドなどの薬に頼りすぎず体に悪影響を及ぼす生活習慣により、肌のバリア機能や免疫を悪くしなければ ほとんどのアトピー性皮膚炎の子供は、自然とその症状が成長と共に軽くなるか治ることがあります。
食物アレルギーの場合も、成長して腸管免疫が整ってくると自然と食べれることが多いです。妊娠中のお母さんが、生活環境や食事を気をつけることで、子供のアレルギーになる確率が下がることが確認されています。
またアレルギーの病気がないからといって、アレルギー体質がないというわけではありません。傷んだ食べ物を食べて下痢が起きるのも、悪い物を出すために体が起こしたアレルギー反応ですし、実は睡眠不足で目の周りに隈ができるのもアレルギー反応なんです。
アレルギー体質はアレルギー症状が出やすいかどうかの違いがでるだけで、アレルギーの決定的な原因ではないんですね。アレルギー反応は、皆が生まれ持っている防衛機能の一つなんです。つまりアレルギーそのものが悪いのではなく、体にとって無害なものに対してまでアレルギー反応として過敏に反応してしまう体のシステム、ようは体の状態が不健康なのが悪いという事なのです。
このように遺伝はアトピー性皮膚炎の誘因の一つであって原因ではありません。なので両親がアレルギーで遺伝だからとあきらめる必要はないんです。

アトピーの原因2 アレルゲン

RAST検査というアレルゲンを突き止める検査があります。RAST検査で強く反応したり、自分の経験で決まったアレルゲンで悪化することがわかっている場合は、そのアレルゲンをなるべく防ぐことがアトピー性皮膚炎の改善には必要な事です。
アレルゲンを防ぐのにストイックになりすぎて、それがストレスニなり精神的に不安定になる方がいます。アトピーを良くするためにしていることが悪化していては意味がありません。掃除で言えば、通常の掃除程度の予防で十分です。つまり少しずつでもアレルゲンを防ぎ身体を正常な状態に近づけてアレルゲンに反応しにくい体にする事が大切なんですね。

アトピーの原因3 微量化学物質

ある意味これが一番やっかいかもしれません。大気中、水道水、食べ物、衣類、住空間、様々なところで化学物質は存在します。もちろん化学物質のすべてが悪いわけではありませんが猛毒な化学物質もあるのは事実です。
最近では某国から飛んでくるPM0.1や黄砂にまとわりつく化学物質が最たる例です。 熊本大学黄砂飛来の翌日に急性心筋梗塞が増える可能性という論文を発表しているぐらい深刻なんです。
これだけでなく、花粉症の時期でもないのに咳やクシャみ、目がかゆくなったり、めまいや頭痛などが急にひどくなってきたという話もよくききます。これら化学物質に対して、人はアレルギー症状という反応で危険を知らせてくれています。
マウス実験で、微量の化学物質を与え続けると、アレルギー症状を現わすことが分かっています。人間でも化学物質過敏症というごく微量な化学物質に反応し通常の生活に支障が起きる病気があります。アトピー性皮膚炎でも、症状を悪化させる誘因の1つが化学物質であるといえます。

【周りによくある原因となりやすい化学物質】
新車や新築の家によく言われるホルムアルデヒトトイレの芳香剤に含まれるパラジクロロベンゼンなどはアトピー性皮膚炎がひどい人がこれらに接触すると、症状を悪化させる場合があります。引っ越しなどで室内環境が変わった時のアトピーの症状の発症や悪化は化学物質の関与が考えられます。
次にアトピー性皮膚炎には、洗濯洗剤による残留界面活性剤も気をつける必要があります。ある大手メーカーの残留界面活性剤の調査によれば、現在市販されている洗濯機では、すすぎ3回までは界面活性剤は少なくなっていくが、300PPMほどの洗剤は衣類に残る結果がでています。
界面活性剤は水と油を混ぜる働きがあるので、皮脂や汗と反応して混ざり合い皮膚から体の中に侵入することがあります。アトピー性皮膚炎は、皮膚バリアの血からが落ちている場合が多いので、界面活性剤はかなり悪影響を及ぼします。
また皮膚に対して刺激になるだけでなく、肝臓や腎臓の機能に負担をかけたり、ホルモンバランスを乱したり、免疫過剰などの清浄を引き起こしたりします。特に赤ちゃんや用事は、汗をおおくかく時期は重曹洗剤などの完全に界面活性剤を使用していない洗剤を使うなど注意してください。

アトピーの原因4 生活習慣

体に負担になる生活習慣がアトピー性皮膚炎の悪化の原因になります。それは睡眠、運動(活動)、食事です。

(1)睡眠
アトピー性皮膚炎の場合、症状がひどい時は、眠れないことが多いのですが、寝れなくても体を動かして疲労がたまっている時は横になり休めることが必要です。
(2)運動
人の体は適切に使えば使うほど強くなるものです。アトピー性皮膚炎の場合、症状の関係で運動がしずらくなったりします。体を動かす機会が減った影響は、筋力の低下や体力の低下になって現れます。アトピー性皮膚炎の場合、血行不良による手足の冷え、代謝が落ちることによる発汗作用の低下が見られます。このような状態が続くと最終的には体全体の機能低下を招くことになります。
また体を温めてもすぐに冷えてくるという人が多くいますが、これは筋力低下の影響が強いです。心臓から出た暖かい血液は全身を40秒でめぐりますが、実は筋肉もそれを助けています。筋肉は力を入れると縮み緩めると戻る(伸びる)作用があり、この縮んだり伸びたりする動きで血管をポンピングし血液の流れを助けます。アトピー性皮膚炎を改善するためには、血流を良くする必要があります。運動が必要な理由はこのためなのです。

アトピーの原因5 食事

食べるものによってはアトピーを引き起こしたり、悪化させたりするものもあります。 もちろんオーガニックな食べ物がいいのは確かなのですが、コストがかなり高いのと本物はなかなか手に入れられません。
そこで調味料と米だけは安全なものを使うという事でかなり気を付けることが出来ます。 体内に入る食品添加物・保存料・着色料などの化学物質は年間、食事を通して量は年間2kgといわれています。
アトピー性皮膚炎の方は新陳代謝デトックス作用が落ちているので注意が必要です。 お菓子やジャンクフードをよく食べる人はアトピー性皮膚炎が治りにくい傾向にあります。
砂糖などの甘いものの摂り過ぎは皮膚の代謝を阻害し腸の機能を落とす傾向があります。 ジャンクフードは、油や化学調味料を多く使っており、保存剤や人工着色料なども多く含まれている傾向にあるので当然よくありません。

アトピーの原因6 体内環境

体内環境とは、本来免疫、血流、自律神経、、内臓、脳などバランスよく働いているのが体内のバランスのことです。それらが乱れることで様々な刺激に過敏に反応しアトピー性皮膚炎という症状になってしまっているのです。
つまり自分の周りの環境に対する適応能力(ホメオスタシス:恒常性保持機能)の暴走が体を過敏にしてしまっているためにアレルギーを引き起こしています。
アトピー性皮膚炎の回復経過をみると、これらの異常状態の改善とアトピー性皮膚炎の症状改善が比例関係にあることから、免疫、血流、自律神経、内臓、脳などのバランスを 効果的な方法でこの体の異常状態を正すことがアトピー性皮膚炎克服には不可欠だといえます。その方法が鍼や整体による体内環境の治療ということになります。 詳しくはアトピー性皮膚炎の鍼灸や生体での治療をご覧ください。

アトピーの原因7 免疫系・自律神経・内分泌系のアンバランス

体温調節がうまくいかない、冷えやほてり、汗をあまりかかない、生理不順、寝付けない、疲れやすいなどの自覚症状があります。人の持つ自然治癒力は、免疫、自律神経、内分泌の働きで成り立っていますが、この自然治癒力のバランスが乱れたとき、体が異常を起こしやすくさまざまな病気に罹りやすくなります。
代表的なものに生活習慣病がありますが、アトピー性皮膚炎もその一つです。よくアトピー性皮膚炎の人に体温調節がしにくいという事があります。暑くないのに暑く感じたり、寒くないのに寒く感じたりといったことが起きます。
これは自律神経が乱れてしまっているためで、体温調整に関わる血管の伸び縮みの働きを調整する神経だからです。交感神経が血管を縮めさせ、副交感神経が伸ばしているのですが、エアコンなどで温度一定にしすぎると自律神経が働かなくなり乱れる結果になります。たまに暑さや寒さを感じることも必要なんですね。
アトピーの薬に代表されるステロイド剤を使い続けると、交感神経が働きすぎになり自律神経のアンバランスになってしまうことが分かっています。 この交感神経の異常により慢性的な血管の縮む働きが起こり、血管が縮み細くなることで血流が悪くなり新陳代謝の低下(汗をかきにくい)になってしまい、体温調節機がうまくいかなくなります。
これらのトラブルを起こすのには、良くない生活習慣が見て取れます。 解消方法の1つとしては、原因となった生活習慣を明確に把握し、改善することが大切です。しかし、それでは不十分なんです。 効果的に改善していくためには、これらの異常を抱えた身体機能を正常に導き、同時にバランスを整える、鍼灸や整体治療を平行して行うと効果的です。

アトピーの原因8 新陳代謝の低下と血流不良

新陳代謝の低下と血流不良があると、肌色が悪い、肌が乾燥しやすい、冷え、ほてり吹き出物が多い、体温調節がしにくい、汗をかかない、便秘や下痢、傷が治りにくいなどの自覚症状があります。
血流は、ホルモンや老廃物を捨てたり、栄養を運んだり生きるために必要な大切な働き(新陳代謝)をしています。 傷ついた皮膚に新しい健康な血液が届く事は、、その皮膚を回復するために非常に大切な事です。つまり血行不良は回復力を落とすという事になります。 血行不良の原因として、体の負担となっている生活習慣が原因の場合もありますが、見落としがちなのがステロイドなどの薬を続けて使う事が皮膚表面の血行不良を起こしてしまうことです。
これは皮膚の回復とバリア機能を低下させることがわかっています。 また体の中で作られる副腎皮質ホルモン(天然のステロイド)はストレス軽減、糖代謝などの生きていくために大切な働きをしています。
そこに長期間人工的に作られたステロイドを使い続けていると自分でステロイドを作らなくてもいいと脳が判断してしまいます。これにより内分泌系のバランスが乱れ、自律神経にまで影響し血行不良を引き起こすという悪循環を引き起こしてしまいます。
新陳代謝が悪くなる代表例として、汗をかかないや便秘などがあります。 便秘といってもその回数は色々ですが、、正常であれば1日に最低でも1回は便通があることを考えるとアトピー性皮膚炎の便秘」の割合は多いでしょう。
便秘をすると腸内でヒスタミンという痒み(かゆみ)を感じさせる物質ができ、アトピー症状の悪化要因になってしまいます。便秘の原因は、脂質の多い食生活や運動不足などの生活習慣によることが多いです。またヘビースモーカーの喫煙者に多いことが若手います。これは、喫煙が血管を縮めてしまう作用がある為血行不良になるためです。

アトピーの原因9 皮膚のバリア機能の低下

皮膚のバリア機能の低下とは、表皮の角質層や皮脂膜の状態が悪く体を保護する働きが落ちている事をいいます。バリア機能は外部からの刺激に対して体を守る働きがあるのと同時に、張りと潤いのある肌のための皮膚に蓄えた水分などを逃さない働きがあります。
アトピー性皮膚炎の場合、皮膚のバリア機能がかなり落ちています。表皮の表面にある角質層は、角質細胞がレンガのように重なり合って、その間はセラミドを主成分とする「角質細胞間脂質」という脂質によって満たされています。
角質細胞間脂質は、油に混ざりやすく水を吸着する力も強いので通常の上体なら水分、油分ともに適度に維持されバリア機能も発揮されています。皮脂膜という皮脂腺から出る皮脂と汗が乳化して一番外側にラップのような薄い膜を作ります。 皮脂膜は、外部の刺激から皮膚を保護するだけでなく、水分の蒸発や弱酸性のため細菌の繁殖を防ぎ、皮膚の表面に潤いとツヤを与えます。
これら角質層や皮脂膜の機能を正常化させることで、皮膚のバリア機能の低下を改善することもアトピー性皮膚炎を治すには必要となります。

バリア機能の低下による自覚症状
(1)皮膚が粉をふいたようになる、ぽろぽろ皮がむける。
角質層の細胞間脂質(セラミドなど)や皮脂膜が不足している状態で、角質細胞がはがれやすくなっています。服を脱ぐとふけのような白い粉が落ち、バリア機能の悪化がひどくなると皮膚のむける数は相当なことになることもあります。
対処として、角質層へのセラミドの補給と、保水・保湿・保護を基本とした適切なスキンケアと皮膚の血流及び新陳代謝の改善です。
(2)感染症にかかりやすい、掻き傷ができやすい
角質層と皮脂膜が弱っているので、さまざまな外からの刺激に弱くなっています。アトピー性皮膚炎の人が掻き傷ができやすいのは、バリア機能が落ちているためです。そして角質層まで異常に伸びたかゆみを感じる神経に外からの刺激が届きやすくなっているために必要以上にかゆみを感じてしまいます。
しかし肌の潤いを上げることで異常に伸びたかゆみを感じる神経が元の状態に戻ります。なので対処として、角質層へのセラミドの補給と、保水・保湿・保護を基本とした適切なスキンケアと皮膚の血流及び新陳代謝の改善です。

アトピー性皮膚炎の原因に対する予防方法

ここまで長文でアトピーの原因(誘因)を説明してきました。 それら原因にたいして効果的な予防方法がそれぞれにあります。
食事ならバランス良くたべジャンクフードやお菓子など甘いものを避ける、ストレスをさける、保湿だけでなく保水もしっかりする、アトピーの薬を適切に使うなどです。 詳しいアトピーの予防方法についてはアトピー性皮膚炎の鍼灸や生体での治療をご覧ください。

アトピーの原因まとめ

アトピー性皮膚炎の原因には遺伝、アレルゲン、化学物質、生活習慣、食事、体内感興、免疫、代謝の低下、など多く言われていますが、同じようにしていてもアトピーにならない人もいるわけです。つまりこれは引き起こす原因(誘因)であって根本げんいんではないんですね。ただ気を付けることで予防になりますので参考にしてみてください。

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