痛み改善に特化した整体院~痛みの色々情報

腰痛、膝痛、肘痛、筋肉痛、神経痛、関節痛、スポーツ、加齢、女性特有の痛みなど様々な痛みが起こる症状を本当の原因からアプローチできる整体法。どこに行っても治らなかった痛み、何度も再発する痛みを改善予防する方法とおすすめ施術をご紹介

オスグッド病の本当の原因に対する治療と対策

オスグッド・シュラッター病セルフチェックリスト

オスグッド・シュラッター病かも?あなたはいくつ当てはまりますか?

  • 走ると膝が痛い
  • 膝下がボールを蹴る時に痛い
  • ランジの動きで痛い
  • しゃがみ込むと膝下が痛い
  • 下腿の骨の上側のボコッとしているところを押すと痛い
  • 膝を曲げようとすると痛い
  • 階段の上る時下る時で膝周りが痛む
  • 歩いても膝が痛い

これに多く当てはまったあなたはオスグッド病かもしれません。10代の子供が膝が痛い場合病院ではオスグッド・シュラッター病ですと言われる事が多いです。そして成長痛なので安静にしていれば治りますと言われ、オスグッド病の治療として電気を当てシップをもらう、良くて足のマッサージや太もものストレッチだけ…という整形外科の病院や整骨院も多いです。でも数日は良くてもまた痛くなる、ひどい場合は一向に膝が痛いのが治らない…オスグッド病に悩むあなたも、このような経験をしているかもしれません。
でも大丈夫ですよ!成長痛と言われる膝が痛いオスグッド・シュラッター病は本当の原因を治療し対策すれば改善できる膝痛のスポーツ障害です。
これからオスグッド病とはどういうものか?膝が痛い一般的な原因と本当の原因、自分でできる膝痛に有効なストレッチをご紹介します。 あなたもオスグッド・シュラッター病を改善させて膝の痛みのない生活をおくりましょう!

オスグット・シュラッター病とは

オスグット・シュラッター病(オスグッドやオスグッド病と力される事もある)、膝(ひざ)に発生する成長痛とされています。痛みの出る場所はほぼ一緒で、膝(ひざ)のお皿の下の骨が少し出っ張った所に出ます。この場所意外が痛い場合、オスグット病でない事が多いです。(膝蓋靭帯炎など)1つの原因は太ももの全面にある大腿四頭筋という筋肉が縮んで硬くなっているためです。
※炎症している時は、痛い所が熱く腫れて動いていない時も痛みます。 ひどい時はひざが曲がらないときがあります。 このような場合、たまに剥離骨折(はくりこっせつ)の場合があるので整形外科などの病院で診察してもらいましょう。

オスグッド病の一般的な原因

  • 成長期の子供の骨の成長速度に筋肉や腱の成長が追い付かない
  • 太腿の筋肉が張りすぎていたり負担が過度にかかったりすることで下腿の骨(脛骨)の上側を引っ張ってしまう。
  • 筋肉を使いすぎ(オーバーユース)になっている
  • 足の骨に歪みがあると、「膝蓋靭帯(しつがいじんたい)」が「脛骨粗面(けいこつそめん)」を引っ張ってしまう。

などが主な原因で膝のお皿の下の脛骨結節部分が太ももの筋肉に引っ張られて盛り上がってきます。一度形成されたこの盛り上がった骨は無くなる事はありません。そのため正座などで膝を地面や床に着くと盛り上がった骨が当たり強い痛みとなります。
オスグッド・シュラッター病は中学生や高校生でサッカーやバスケットボールなど日常的に足を酷使してスポーツを行っている人に発症しやすいといわれています。また、体の柔軟性が悪く、体が硬いお子さんも膝への負担が増すといわれています。

一般的にオスグッド・シュラッター病の原因は成長、脛の骨の出っ張り、炎症とこの3つと考えられていました。これらを治すために長期間の安静や手術をされてきたようですが、膝の痛みが治まっても1年かかったり、痛みがすぐぶり返したり治らない時もあります。最近では太もも前の大腿四頭筋が硬くなることがオスグッド・シュラッター病の原因ということが理解されてきています。
スポーツなどで頑張りすぎて疲れすぎたこの大腿四頭筋の機能を回復させることで、膝の痛みを早く治すことができます。
そのため一般的にはオスグット病は縮んでいる太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を伸ばすストレッチやマッサージ、鍼、電気などでゆるめようとします。
しかしこれでもすぐに元に戻ってしまいます。
なぜなら膝が痛いオスグット・シュラッター病の原因とされている太もも前の筋肉(大腿四頭筋)が硬くなるのも1原因でしかないんですね。

膝が痛いオスグッド病の本当の原因

ここまでオスグッド・シュラッター病の一般的な原因や膝下の痛みが治らない理由を説明してきました。 つまり膝の痛みという症状は結果であって原因ではないんですね。 ではオスグッド・シュラッター病の本当の根本原因は何かというと…
筋肉、骨、内臓、神経血管など身体全身を一枚で包んでいる膜(硬膜、筋膜、骨膜、胸膜、腹膜)が様々な原因によって歪んだり硬くなることで起こります。 例えば全身タイツを来ている状態をイメージしてください。 そこでどこか一か所引っ張ったり捩じったりすると体が窮屈になるのが分かると思います。
詳しい根本原因についてはプロも知らない?!痛みしびれなど体調不良の本当の原因 をごらんください。
つまり膝下が痛いからといって、その原因が膝にあるというわけではなくオスグッドを治療しようと思えば、これだけの原因を解消する必要があるんです。
じゃあオスグッド病を治療するには病院、整体鍼灸、マッサージどこに行けばいいの?となりますよね。
単純な筋肉の疲れからならマッサージや鍼灸、姿勢の悪さなどからくるケガによる骨の歪みなら整体(カイロプラクティックオステオパシーなど)、ストレスや内臓からなら鍼灸オステオパシーといったかんじです。あくまで目安なので体の状態によります。

オスグッド・シュラッター病の症状

オスグッド・シュラッター病の症状としては

  1. 走っていると痛む
  2. ボールを蹴ると痛い
  3. ランジの動きで痛い
  4. しゃがみ込むと痛い
  5. 下腿の骨の上側のボコッとしているところを押すと痛い
  6. 膝を曲げようとすると痛い
  7. 階段を昇り降りすると痛い

などが挙げられ、ひどくなると、歩いても膝が痛いなんてこともあります。オスグッド病は成長期を過ぎると、腱付着部位の炎症や軟骨組織の剥離症状も自然と消えていきます。

オスグッド・シュラッター病の病因の治療

整形外科などの病因でのオスグット病の治療は3段階の症状の状態で分けています。

1度 運動後に膝が痛い
ストレッチや体操などをしっかりして体をほぐし、ダッシュやジャンプなどを繰り返すような負担をかけるのは避ける。 運動量は特に制限しませんが、練習中の休憩や終わった後にもストレッチや体操をして体をケアしておく。
2度 運動中も膝が痛い
運動をする前にしっかりとストレッチや体操をする練習する強度や量を減らして休む日を増やす。
3度 日常生活でも膝が痛む
普段歩いていたり会談の上り下りでも膝が痛ければ整形外科などの病院で、レントゲンなどでの検査が必要です。運動は中止してストレッチやマッサージなどで様子を見て膝の痛みが改善してくると徐々に運動を始めます。

治療法としては炎症状態が治まるまで安静を保つ自然治癒力を基本とした治療が基本となります。オスグット病の保存的治療は以下の通りとなります。

  1. ウォーミングアップやクールダウンの徹底
  2. 大腿部のストレッチ
  3. 運動後のアイシング
  4. サポーター、オスグッドバンドなどの装具療法
  5. 干渉波・ドップラー波電療法(病院や接骨院でおこなう電気治療)
  6. 太ももを鍛える筋トレ

また炎症が強く、痛みが激しい場合のみ非ステロイド系抗炎症剤を用いる場合もありますが、これは一時的に炎症を強く押さえつける為の処置にすぎません。 また、近年では体外衝撃波による治療やヒアルロン酸の局所注射の治療などが行われるようになってきており、その有効性が報告されています。しかし、まだこういった治療を取り入れている病院は少なく効果も限定的です。

オスグッド病へのマッサージの治療

オスグッド病の痛みを直すのにはマッサージも効果的です。 オスグッド病の原因は様々で内臓の疲労や事故などによる骨の歪みなどには根本改善にはなりませんが筋肉の使い過ぎによる緊張も膝痛の原因の1つだからです。
1オスグッド病からの膝痛は太ももの前のマッサージも大切ですが脛の筋肉や足の甲、できるなら前進しっかりと硬くなった筋肉をほぐすといいでしょう。

オスグッド病のマッサージのやり方

家族や友達にマッサージをやってもらうのもオスグッド病対策の1つの方法です。

太もものマッサージ方法
オスグッド病で硬くなりやすい筋肉です。 マッサージのやり方としては手のひら全体的に筋肉に当てて直径3cm前後の円を描くように回しながら筋肉を動かし5回繰り返します。
これを太ももの内側前面、外側、内側と全面、外側と全面の間計5個所を足の付け根から膝のお皿までを5個所に分けてマッサージしてみてください。
脛(すね)のマッサージ方法
走るときにつま先を上げたりする筋肉で硬くなりやすい部分です。 ここはマッサージというより指圧でほぐします。
脛の指圧方法は手のひらの小指側手首あたりにある硬い骨(頭上コツ)を脛の骨の際に当てて5秒かけて徐々に圧を入れて5秒かけて力を抜くというのを足首まで2往復します。
足の甲のマッサージ
オスグッド病になっている場合足の甲は硬くなりむくみやすくもあります。足首を痛める原因にもなるのでしっかりマッサージしましょう
足の甲のマッサージは太ももと同じで円を描くように筋肉を回して足首から足先まで足の甲を3ヶ所に分けてほぐしていきましょう。

※オスグッド病のマッサージは痛いのを我慢して強くすればいいものではありません。痛いのを我慢してすると余計に悪化する場合があるので気持ちの良い程度か筋肉痛が酷い場合はさする程度にしましょう。

オスグッド病の整体での治療

整体でのオスグッド治療は以下の通りになります。

(1)バランスを正しい位置に修正する
オスグッド病では腰、骨盤、股関節、膝の間接のねじれがよく見られ、これらねじれの、それぞれの関係から、膝に負担がかかるようになっています。
(2)脛骨の骨膜の調整
オスグッド病は脛骨という膝のお皿の下にある骨膜(骨を包む膜)に物理的な緊張が加わっているため、炎症と痛みが出現しています。緊張によって起こった脛骨の骨膜をゆるめる事が重要です。
(3)体幹から下半身にかけての血流を改善
オスグッド・シュラッター病は腹部、下半身のいずれかに動静脈の機能低下を起こしている場合が多いです。この血行不全があるので脛骨の炎症が治りにくいようになっています。これら動静脈も検査し施術します。
(4)神経の調整
骨膜の炎症と緊張で脛(すね)近くを通っている伏在神経にも悪影響を起こしていることも多いです。これらも検査し整体師ます。

オスグッド病の後発年齢

オスグッド・シュラッター病になりやすい年齢は小学高学年~中学生くらいのランニングやジャンプをよくするスポーツをしている主に男子に多いです。元気いっぱいで少しぐらい痛くても我慢すればできてしまうので悪化してしまう場合が多いです。無理せず早目に治療しましょう。

オスグッド病の対策と予防のためのストレッチ

自宅でも出来るオスグッド病の対策のためのストレッチ法は以下の通りになります。根本改善とはいきませんがある程度の膝が痛い改善効果はあります。またオスグッド予防にもなり悪化も防ぐことができます。

太もも前の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチ
オスグッド病の痛みの原因となりやすい筋肉でス。スポーツのどの動きでも使う筋肉なのでしっかりストレッチで伸ばすことで膝の痛み予防と改善もでき柔軟性も出てパフォーマンス向上も期待できます。
【ストレッチ方法】
(1)伸ばす側の太ももを上にして横になります。
(2)下の足は延ばし、伸ばす側の膝を曲げて右手で膝の前を持ち後ろに引きます。
3)気持ちよく伸びている程度で20秒伸ばし両方3セット行います。
内ももの筋肉(内転筋群)のストレッチ
骨盤の前の恥骨という部分に付く筋肉で硬くなると股関節の動きが悪くなり膝痛だけでなく腰痛も出るのでしっかりストレッチしましょう。
【ストレッチ方法】
(1)仰向けで寝ます。
(2)伸ばさない足は延ばし4の字のように伸ばす側の足を曲げて反対側の太もも家脛(すね)の上に載せます。
(3)足を外に開くようなイメージで膝を外下に押し伸ばします。
(4)気持ちよく伸びる程度で20秒3両方3セット行ってください。
足の甲からスネ、太ももの前まで伸ばす
オスグッド病は太ももの筋肉を重要視されがちですがスネから足の甲にかけての筋肉の硬さからも悪影響が起こります。また膝痛だけでなく足首の痛みにも影響が出てくるのでしっかり伸ばしましょう。
【ストレッチ方法】
(1)正座をします。 健康な人は通常はなんともありませんが、状態が悪い人はかなり突っ張る場合が多いです。正座が厳しい人は片足づつ行ってください。
(2)身体の柔らかい人や継続的に上記のストレッチを頑張って足が柔らかくなってきた人には、膝を浮かすことで、もう少しストレッチを強くしていきます。 両膝が厳しい人は片膝でストレッチしてください。
(3)気持ちよく伸びる程度で20秒3両方3セット行ってくださ

オスグッド・シュラッター病の本当の原因に対する治療 まとめ

オスグッド病は成長痛と言われるが一概に成長だけが原因でなく、膝に発生する痛みの出る場所はほぼ一緒で、膝(ひざ)のお皿の下の骨が少し出っ張った所に出る
一般的な膝痛の原因は太ももの全面にある大腿四頭筋という筋肉が縮んで硬くなっている
オスグッド病の本当の原因は内臓や血管などの膜から痛みを起こしている場合が多い
スポーツをしている若い子はどうしても無理をしてしまいます。私も経験があるので分かりますが、そこを我慢して故障をしっかり直してから練習する方が結局早く復活できます。急がば回れとはよく言ったものです。特に小さなお子さんがおられるご両親は親がしっかり監察してケアしてあげてくださいね。オスグッド病にかかわらずスポーツ障害は対策が早ければ早いほど治るのが早いので。是非参考にしてくださいね。
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