痛み改善に特化した整体院~痛みの色々情報

腰痛、膝痛、肘痛、筋肉痛、神経痛、関節痛、スポーツ、加齢、女性特有の痛みなど様々な痛みが起こる症状を本当の原因からアプローチできる整体法。どこに行っても治らなかった痛み、何度も再発する痛みを改善予防する方法とおすすめ施術をご紹介

膈膜の働きとは

隔膜とは

隔膜とは、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、一番有名なところで横隔膜(焼肉でいうハラミ)があります。横隔膜は肋骨の一番下で胸骨から肋骨背骨まで付き天井は心臓と肺の下まである大きな筋肉です。腹式呼吸をするときによく聞く名前なんで呼吸に関係する膜なんだなとしっている人も多いでしょうね。
他にも膈膜は複数あります。

  1. 足裏の足底筋膜
  2. 膝の半月板部分の脛骨と大腿骨の隙間の組織の膝窩筋膜
  3. 骨盤隔膜(骨盤底筋)
  4. 胸郭上口(前頚筋膜(一番下の首の骨と鎖骨裏にある代1肋骨で囲まれたところにある))
  5. 後頭下三角(後面の頭と首の付け根あたり)
  6. 小脳テント
  7. 鞍隔膜

他にも腹部骨盤隔膜(恥骨から仙骨に付着する膜)や腕の関節や手のひらの筋膜にも存在します。

これら隔膜はそれぞれの関節や脚部から腹部、腹部から胸部、胸部から頸部といった体の区分け部分に存在し互いを区分けする関所のようなもので息を吸うときに下がり吐く時に上がるといった呼吸を助ける動きをし静脈血やリンパ液を引き上げるポンプ作用と関節を固定する役目があります。

隔膜はダムになる

隔膜は不良な食事や姿勢、精神的ストレス、ケガや手術跡、黄砂やPM2.5などに付着する大気汚染の化学物質により硬くなります。こうなるとポンプ作用は減少し咳止めるダムになり、血管やリンパ管の引きつれと圧迫が生じ流れが悪くなります。隔膜は互いに関連しているため呼吸をするための横隔膜の動きも悪くなり深い呼吸ができなくなります。呼び知識ですが、声帯隔膜も関連しているので声もでにくくなります。

隔膜で代謝や治療効果が左右される

これら隔膜が硬くなっていると血液やリンパ液などの間質液が全身にとどきにくくなり、血行不良になり冷えが起こり栄養も届きにくくなるので体の回復も成長も遅くなります。例えば運動をしてもダイエットが上手くいかないや筋肉が付かない、不妊治療が上手くいかない、鍼灸や整体を受け手もすぐにしんどくなるなどは、隔膜が硬いため血流が悪くなって成長や回復が悪くなっているためかもしれません。

また隔膜が硬いと常時疲労感があり、集中力がもてず、運動や仕事など様々なパフォーマンスが落ちることになり、頑張っても実力を出しきれなくなります。

ですが頭から爪先までの隔膜が整いだすと、血液やリンパ液などの間質液が順調に流れるようになり呼吸の質も良くなります。すると栄養や酸素が血液とともに体内をめぐり、身体を回復し成長させることができるんです。隔膜はこれほど重要な膜なんですね。

隔膜を柔らかくする方法

1.腹式呼吸
上向きに寝てひざを曲げます。
お腹の上に手を当て、息を吸えばお腹が膨らみ、吐く時にヘコムかどうかを手で確認しながら呼吸をしてください。
以上の容量で
まず背中にお腹をくっつけるような感じで口から息を全て出し切り5秒とめます。
次に鼻からお腹を膨らませるように息を最大まで吸い切り10秒とめます。
これを10分つづけると血流がよくなり手足が凄く温かくなります。
この呼吸法の大切なところは、最大限に息を吐ききったところで止める、吸いきったところで止めるということです。

こうすることで横隔膜に代表される血流を促す隔膜(骨盤底筋、足底筋膜、小脳テントなど)という膜をストレッチすることになり血行が改善されます。

https://health-treat.hatenablog.com/entry/2019/08/20/134523